♪♪♪ 第3回 定期演奏会 ♪♪♪

平成18年12月10日  第3回 定期演奏会 (共同ホール)
本間四郎先生と合唱の絆 (7回忌メモリアルコンサート)

第1部 「日本の四季の歌」、合唱組曲「月光とピエロ」
第2部 「本間四郎編曲集~愛唱歌メドレー」
第3部  合唱組曲「筑後川」

指揮 木村清吾 秋山喬  ピアノ 黒岩知美
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本 間 四 郎 先 生 と 合 唱 の 絆
本間四郎先生と音協合唱団との絆は約40年前の、昭和39年から始まった。
合唱団創立当時からの団員の多くは、現在も郷土、久留米を中心に音楽家
として合唱指揮や団体の指導などに、求心的なポジションで何らかの音楽
普及に貢献していることは、毎年開かれる「くるめ音楽祭」の出演団体に
表れている。
これは本間先生の指導や影響を受けた、いわば門下生が活躍していると言
っても過言ではない。高い音楽性と指導力で多くの人材を育成した証であ
る。また、久留米から世界に発信した合唱組曲「筑後川」の誕生は、行政
や地場企業は勿論、久音協の組織団体の支援のもと、本間先生が手がけた
最高の芸術である。

昭和43年12月音協第5回定演「筑後川初演」の感動は、昭和45年に念願の
合唱コンクール全国大会への出場を果たし、見事銀賞(カワ賞・・・
今も音協合唱団練習場にカワイピアノ設置)を受賞した。その後も銀賞、
銅賞を幾度となく受賞し、久留米の合唱が「全国レベル」までになった。
この頃から合唱ブームが盛んになり、学校や団体・ママさんコーラスなど
が増え始め、最盛期は80団体を数えた。演奏活動においても、復帰前の沖
縄への文化使節公演(昭和45年)官約移民百年祭福岡県文化使節としてハ
ワイ州ホノルル公演(昭和60年)、姉妹都市カリフォルニア州モデスト親
善訪問公演(平成6年)などの海外公演と国内の多くの有名指揮者や
アーティストを招いての貴重な共演を実現した。これらは、本間先生とい
う大きな存在があってこそ出来たのだと思う。

本間先生は久留米が生んだ偉大な音楽家であり、医者であり、指揮者とし
ては久留米音協合唱団を母体として、幅広い合唱音楽の普及や指導者の育
成に尽くし、400曲を超える合唱曲のすばらしい編曲と、小中学校の校歌
を数多く作詞作曲され、医者としても日本で最初に音楽療法を始めるなど
天賦の才能と人間性あふれる魅力の人であった。或る時「あんたちゃ、合
唱団でただで音楽療法ば受けられるけん よかね!」と暖かい包み込む笑
顔が印象にある。一つの合唱団が40年を超えて続いていくのは、とても素
晴らしいことであり、これからも本間先生と共に築き上げられた合唱団の
歴史を伝え・守っていくのが音協合唱団OBまた現役の役割と考える。
合唱のきずなをいつまでも!      
            先生ありがとう。 
                    音協合唱団OB現役一同

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